本田財団は1977年の設立時から「エコテクノロジー」と提唱し、その発展拡大に努めてまいりました。私たちが考えるエコテクノロジーの概念は自然科学・応用科学に限定せず、社会科学など多岐にわたっています。私たちはエコテクノロジーの可能性追求を通して、持続可能な社会の模索に貢献いきたいと考えています。
私たちが日本のホスト組織となった「Global Entrepreneurship Week」は、2008年米国最大の財団である「カフマン財団」と英国政府による起業家精神促進組織「Make Your Mark」がスタートさせた起業家(アントレプレナー)育成を目的とした世界的イベントです。昨年は77の国々が参加し、各国で様々なイベントが開かれました。
アントレプレナーシップ(起業家精神)とは、よりよい社会を創造するために起こす革新的な行動・事業であると考えられますが、アントレプレナーには、創造性・独創性のみならず、課題発見能力と事業仮説の立案・実行、分析力・調査力、決断力・自立心、責任感・積極性、コミュニケーション能力・判断力・リーダーシップ、さらに、忍耐力・柔軟性など様々な「総合力」が求められます。けっして安易な道ではありません。
私達は日本からひとりでも多くのアントレプレナーが輩出されること、また、日本の未来を背負う若者が元気になることを期待し「Global Entrepreneurship Week」をサポートします。
数多くのみなさまのご賛同・ご参加をいただければ幸いです。